インドネシアの主要な民族 Vol.6−クリスチャンも多い、バタク族−

本稿では、インドネシアの部族についてご紹介しています。今回は最終回、バタク族です。

バタク族は旧マレー人を起源とし、スマトラ島の北スマトラ州、東スマトラからウタラ州にかけて居住していた部族です。バタク族には更にカテゴリ分けがされ、それぞれバタク・トバ、バタク・カロ、バタク・パクパク、バタク・シマルンガンおよびバタク・マンダイリンがあります。
人口はおおよそ600万人(2000年調べ)で、使用する言語はインドネシア語と6方言を含むバタク語です。インドネシアでは珍しく、プロテスタントやカトリックなどのクリスチャンが多く、その他にイスラム教スンニ派やアニミズムなどの伝統宗教もあります。
ジャワ族などは苗字を持ちませんでしたが、バタク族はマルガと呼ばれる苗字を使用します。苗字の種類は400ほど確認されているそうです。
(参考http://habatakon01.blogspot.jp/2013/05/suku-bangsa-batak-dan-konsep-kebudayaan.html

民族性

バタク族の文化ではリーダーは3つのコンセプトを持ち、宗教的指導者、伝統指導者、政治的指導者があります。
バタク族は、他のインドネシアの部族と話すときにも大声で、方言を使った話をし、細かいことは気にしないと言われています。そういった大らかさを持ち、また一方で親切さ、親密さを兼ね備えています。

食事

バタク族の食事で特徴的なのは、メインのスパイスとして山椒を好んで使うところです。主な宗教がイスラム教でない彼らは、豚肉なども食します。

いかがでしたでしょうか?エスノグラフジャーナルでご紹介した部族、およびその特徴は全体の一端に過ぎません。しかし、海外でのビジネスなどを考える上で、現地の人を理解し、馴染もうとする姿勢は非常に大切で、誠意を持ってそれを続けることで相手にもパートナーとしての心意気が伝わるものではないでしょうか?
本稿が、現地の人々への関心、理解に繋がる一助となれば、幸いです。