インドネシアの主要な民族 Vol.5−アチェ族、ミナンカバウ族−

今回はアチェ族とミナンカバウ族について、ご紹介します。

アチェ族、敬虔なイスラム教徒たち

インドネシアは、世界で最もイスラム教徒の人数が多い国としても知られていますが、アチェ族はその中でも保守的、敬虔なイスラム教徒が多いと言われています。
その人口はおおよそ350万人ほど(2000年調べ)で、使用する言語はインドネシア語、およびアチェ語です。

民族性

彼らの共同体は、妻方に居住するのが伝統となっています。
アチェ族の中には出稼ぎとして、マレーシアやヨーロッパに住む人もいます。また、シンガポールやタイなどの他の東南アジアの国々やオーストラリアや米国、カナダなどにも移住しています。
典型的なアチェ族は、リーダーに忠実であり、体面を重んじ、また一貫性と楽観主義を持ち合わせていることが特徴です。

食事

アチェ族の食事は、アラビア料理、インド料理、タイ料理、スペイン料理やオランダ料理など多くの文化を混合させたものです。
そのため、多くの香辛料を使い、アラビア料理やインド料理と似通ったところが多くあります。
(参考:http://fokusaceh.blogspot.jp/2012/09/masakan-khas-daerah-aceh.html

スパイシーな料理が特徴、ミナンカバウ族

ミナンカバウ族は主にスマトラ島の西部に居住しています。また、リアウ高原、ブンクル北部、西ジャンビ、南西アチェなどにも居住しています。
主な宗教、宗派はイスラム教のスンニ派で、敬虔な信徒が多いことで知られています。
そのインドネシアでの人口は500〜600万人程度と言われ(2000年調べ)、使用する言語はインドネシア語、ミナンカバウ語、およびマレー語です。ミナンカバウ族の社会は母系社会であり、財産や家屋は女性に継承されていきます。
彼らは忍耐強さ、勇敢さ、寛容さで知られ、社会性にも優れていると言われています。
(参考:http://andhirao2.blogspot.sg/2010/06/beberapa-sifat-dan-kepribadian-orang.html

食事

minangkabau01ミナンカバウの食事の主な素材は米、魚、ココナッツ、緑の葉野菜とチリです。肉を食べるのは特別な機会に限られ、その場合は牛肉と鶏肉が一般的に使用されます。
料理の辛さは、ミナンカバウフードの特徴です。最も一般的に使用されるスパイスは唐辛子、ターメリック、生姜、ガランガルです。野菜は1日2〜3回ほど摂取します。バナナ、パパイヤ、柑橘類などの果物は、年間通して食されますが、基本的に果物は、季節のものを食べるようです。

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